もしかして…と思ったら認知症初期集中支援チーム
親の様子を見ていると「もしかして…」と不安になることはありませんか?
長寿が当たり前になってきた今、認知症を発症する可能性も高くなっていると考えられます。
もし家族やあなた自身に認知症の疑いを感じたときは、とても不安になるでしょう。
そういうときに相談できる場所を知っておくだけでも、安心に繋がります。
今のうちに確認しておきましょう。

相談から始まる介護のために今準備する
認知症は、認めたくない気持ちを持ちつつ本人も異変を感じます。
「もしかしたら認知症かもしれない」という不安は、とても大きいでしょう。
しかし、人に相談ができず、まわりが気づいたころには症状が進行していることもあります。
また、独身であればまわりに迷惑をかけることもあるかもしれません。
そうならないためには、早めに相談することです。
認知症以外であっても「介護」が頭をよぎったときは、ひとりで解決しようとするのではなくだれかに相談しましょう。
介護について相談できる場所はをご存じでしょうか?
介護が必要になってからでは情報を集めることが難しくなるため、健康で元気な今のうちに確認しておきましょう。

認知症に特化したサポートチーム!
介護や認知症の相談は、自治体の窓口、介護事業所、認知症外来、主治医、地域包括支援センターなど、いろいろな場所で相談することができます。
地域包括支援センターには「認知症初期集中支援チーム」が設置されています。
※お住まいの自治体のサイトにて配置場所をご確認ください
認知症に特化しており、相談すれば訪問などによってサポートしていただけます。
<対象者>
40歳以上で在宅で生活している認知症の疑い・認知症の方
本人だけでなく家族も相談ができます。
例えば、認知症だけど介護サービスを利用してくれないなど、対応に苦慮している場合などの相談も可能です。
諦めずに相談してみましょう。
困りごとはひとりの力ではどうにもならならくても、ほかの人の力を借りること解決することもありますよ!

相談は解決への近道
認知症や介護はそれぞれ個性があるものです。
他人にはわかってもらえないこともあるかもしれません。
しかし、不安や悩みをひとりで抱えて込んでしまっては、解決できることもできずに時間だけが過ぎてしまいます。
だれかに相談して解決の糸口となる人の知恵や知識、情報を受け入れてみてください。
介護や認知症のことを他人には話しづらいかもしれませんが、今はどこの家庭でも当たり前にあることですよ。
相談する勇気を持ってくださいね。