将来が不安に安心を与えたお金の基本
「老後はひとりだけど、大丈夫かな…」
そんな不安を抱えながら、私は親の介護生活を送っていました。
高齢になると、どうしても誰かの手を借りなければ生活が難しくなります。
だけど、頼れる人が身近にいない独身の場合はどうなるのでしょうか。
円滑に暮らすためには、他人の力を借りることが必要になります。
家族がいればお金を払わずにフォローしてもらえることも、独身であれば外部サービスにお願いするため、どうしてもお金がかかります。
「ひとりの老後って、お金がかかる…」
そう実感したとき、私は老後の安心のためにお金の勉強を始めようと決意しました。
「お金は難しい・怖い」は誤解！？
多くの人が「お金の話は難しい」「お金は怖い」と感じています。
ですが、実はお金の基本を理解すればとてもシンプルで、むしろお金は味方になってくれるのです。
知っておいていただきたいのは、お金は「時間」と仲良しということ。
時間を味方につければ、お金は自然に成長してくれます。
だからこそ、1日でも早く知って行動することが重要なのです。
時間がある人ほどラクに貯められる
私はこのことに気づくのが遅く、後悔した経験があります。
もっと早く将来の生活を考えてお金と向き合っていれば、不安はずっと前に解消できていたはずです。
老後までの時間は、誰にとっても平等に減っていきます。
だから、早く行動した人ほど有利なのです。
たとえば、老後資金として2,000万円を貯めたい場合。
- 30年の時間がある人は、1年で約67万円
- 20年の人は、1年で100万円
このように使える時間が長いほど負担が軽くなり、将来にゆとりを持てます。
ですから、「もう時間がない」と諦めるのではなく、気づいた今から始めることが何より大事です。
私はこの経験を通して、同じように将来のお金に不安を感じている40代独身女性へ「今からでも遅くないお金の整え方」をお伝えしています。
家計を見直すことで「貯金体質」に変わる
お金の基本は「貯金」です。
なぜなら、お金を増やすにも「貯金」ができる家計であることが最低条件だから。
家計を整えれば安心な老後に向けて進んでいます。
まずは、家計の流れを整えることから始めましょう。
入ってくるお金・出ていくお金を把握するだけで無理なく貯まる仕組みができ、お金は自然と貯まっていきます。
貯金は「我慢」ではなく、「仕組み」なのです。
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